打ち止め

 もろもろ。ちょっと疲れたので昼寝をしたら、背中に深刻なダメージを負う。寝違えた。まぐろのステーキ。

 IWGP第5・6弾。ほぼ人情もの。これはこれでよいのかもしれんが、いまいちスリルに欠ける。やや説教臭い。困ったら、暴力団ホープ「サル」とギャング団「Gボーイズ」、そしてハッカー「ゼロワン」がdeus ex machinaとなって万事解決。人情ものとしてもキャラの輝きに比して、ストーリーの展開が粗い印象。「反自殺クラブ」と「池袋フェニックス計画」はまあまあ面白いか。ネタに困った。続編ものの宿命。
 第5弾。風俗産業の背後に暴力団「スカウトマンズ・ブルース」。再起に賭けるかつてのロックスターの背後に暴力団「伝説の星」。バービーのような人形と中国の工場=スウェットショップ「死に至る玩具」。そして、自殺幇助と反自殺との決定不能性「反自殺クラブ」。
 第6弾。盗撮を武器に荒稼ぎする小学生とそれにたかる高校生「灰色のピーターパン」。被害者の実りある将来を奪った傷害犯とその背後にあるいじめ問題「野獣とリユニオン」。幼児性愛者の嫌疑をかけられた見習い保育士と発達障害児「駅前無認可ガーデン」。風俗店を巡る暴力団同士の縄張り争い、ホストクラブと風俗店の黒い繋がり、風俗業を取り締まる警察権力と一般市民、暴力団のせめぎあい「池袋フェニックス計画」。