2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

道尾秀介に気をつけろ

毎朝4時半ぐらいにくしゃみと鼻水で目が覚める。薬を飲んでまた寝る。難儀な季節。 どうせ使うことはないだろうが、嫁に急かされ、海外旅行傷害保険にポチッと加入。 リヨンがホームでなんとか引き分けてくれたようだし、カンプ・ノウでのセカンドレグが楽し…

女王様と私

ユーロが突如反撥し始めたので外貨両替。 眉毛が刷毛のように盛り上がっている初老の紳士に釘付けになる。オーブンでチキンの照り焼きをつくるときに使えそう。着脱可なら。 一蘭で昼食。仕切り板でひとりひとり切り離す蜂の巣式の設計は、お客様に味を楽し…

鬼の跫音

ディオニューソスの怒りを買った中川前財務相。酒の失敗は水に流せない。やっぱ迎え酒だな。鬼の跫音作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2009/01/31メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (78件) を…

シャングリ・ラ

暖かくなったかと思えばまた冬に逆戻り。そういうわけで、今のうちにもつ鍋。鍋納めの儀式を粛々と。といっても、今や芸人なのかアスリートなのかよくわからなくなっている息子を、裏口入学させようとしたあの人とは何の関係もない。 シャングリ・ラ 上 (角…

最終抗議

恩師の最終講義を拝聴しに東上。ややお疲れの様子だったが、「これが講義か、と抗議なされぬよう」、と最後にギャグも飛び出し、まだまだご隠居は先のことになりそう。 そのまま昼食にも厚かましくお付き合い。ひとまずお疲れ様でした。 何の連絡手段も持た…

インシテミル

期限ぎりぎりで免許の更新。 なんでも1月からICチップを埋め込んだ免許証になったそうで。そういう説明も受けるには受けたが、個人情報の保護、という名目で、いろいろこちらとしては都合の悪い情報をあちらの人たちが入力していくんじゃないか、と穿った…

さらわれたい女

花粉だけかと思いきや、どうやら黄砂もあたりに舞っているらしい。そういえば、心なしか稜線の霞みに黄色が混じっているような気もする。ぶえくしょん。クシャミの副産物、魔女の一撃に注意。さらわれたい女 (角川文庫)作者: 歌野晶午出版社/メーカー: 角川…

匣の中

ついに今年も花粉シーズンの到来。麻生さんには、2兆だか3兆だか国民に配る余裕があるのだったら、その分の杉を切り倒すとか、花粉の飛ばない杉を植えるとか、そういう人の噂話にくしゃみをしないで済む政策を打ち出してもらいたい。ぶえくしょん。 匣の中 (…

 序論

権力と抵抗―フーコー・ドゥルーズ・デリダ・アルチュセール作者: 佐藤嘉幸出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2008/08/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 65回この商品を含むブログ (26件) を見る 構造主義的思考とは何か。 まず、システムに人間を還元…

迷球界

友人たちにふたり目の子供が誕生した。 テレビ中継が終わるとラジオへ移行し、勝った場合はスポーツニュースをはしご、負けたときはさっさと寝る。テレビ中継がないときは無音の巨人戦を見ながらラジオ中継を聴く。そんなファナティックなカープ教徒の旦那の…

「ホラー」とかけまして「ドッヂボール」とときます

振り返ってみると、ここのところ不穏当なエントリばっかりだな、と。もう少し常識にかかるエントリを書こう。ミステリもいいけど、たまには思想系の本の感想とか。そうでないと殺人鬼だと思われかねない。とかいいながら、こんな本。 密室殺人ゲーム王手飛車…

家守

今日はバービーの誕生日なのだそうだ。ちなみにうちの嫁は、バービー派でもリカちゃん派でもなく、いずみちゃん派だったらしい。誰? 女の子にとって人形は、理想の女性像を育むための道具だと思うのだが、理想化の対象がバッタものでは情操面に障害が出ても…

黒百合

約40の危険水域へとひとり漕ぎ出す勇敢な嫁に、スペインを舞台にしたミステリを数冊贈る。といってもマウスをクリックしただけですけど。現地滞在中、「ここでフランコがばらばらに・・・」とか「ああ、あそこでホセの首が」とか呟くのだけは勘弁して下さい…