2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

土台穴

J−SPORTSにてリーガ・エスパニョーラの録画放送が始まる。何かを諦めないと寝る暇がなくなる。 おでん2日目。料理酒が切れていたので、代わりに一か八か料理用の白ワインを投入したが、吉と出た模様。そういえば、以前、料理酒と同じ色をした容器に…

だいぶ涼しくなってきたので初おでん。鍋までもう少し。穴 HOLES (講談社文庫)作者: ルイス・サッカー,幸田敦子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/12/15メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 60回この商品を含むブログ (65件) を見る アメリカの児童文学。…

純文学のエンタテインメント化

現代小説のレッスン (講談社現代新書)作者: 石川忠司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/06/17メディア: 新書購入: 3人 クリック: 37回この商品を含むブログ (70件) を見る 純文学の「エンタテインメント化」現象を、「描写」、「思弁的考察」、「内言」と…

死体は悩む

死体は悩む―多発する猟奇殺人事件の真実 (角川oneテーマ21)作者: 上野正彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/09メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (11件) を見る 後半、毒にも薬にもならない自殺批判を展開するのが残念。ネタが尽きて…

眼鏡御供

マンキツのPCにワードが入っていなかった。なのでグーグルのドキュメント機能で代用。初めて使ってみたが、なかなかいい。 まだ何も呑んでいないのに、ガラス製の自動ドアに顔面をしたたかぶつけ、めがねの右の蔓の根元が、かつてのふかわりょうぐらいの角…

陽気なギャングのその2

陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/05/01メディア: 新書購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (487件) を見る まずは短編形式でギャング4人の日常(事件は起こるが)、それから銀行…

DREAM

DREAM.6。 所vs山本。ボクシングの4回戦みたいな試合。 ミノワマンvs船木。足関節の取り合いから船木のヒールホールドで決着。ミノワマンが応じなければ実現しなかったであろうクラシックなスタイルに、Uの残像が見えた。 ハリトーノフvsアンブリッツ。肉…

心神耗弱(訂正済み)

そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫)作者: 日垣隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/10/30メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 178回この商品を含むブログ (118件) を見る 刑法39条、いわゆる心神喪失と心身耗弱を理由とした無罪放免、減刑の規定を批…

フリッカー式

(講談社文庫)" title="フリッカー式 (講談社文庫)">フリッカー式 (講談社文庫)作者: 佐藤友哉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/15メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (94件) を見る サリンジャーのグラース・サーガを模した…

陽気なギャングのその1

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/02/01メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 348回この商品を含むブログ (613件) を見る 4人組の銀行強盗が逃走中に別の強盗に襲われ、すったもんだのあげく、…

ファシスト≒平和主義者

平和主義者の話を聞いて、嫁帰宅。 要するに、何があっても絶対に戦争反対、というやつ。なんでもその先生のイデオロギーに楯突く学生は単位をもらえないらしい。大学の授業でイデオロギーの代弁者を養成しようとするなんて。反論してくる学生をナショナリス…

一人暮らし

台風一過。残暑厳しい。 英語教育の研究会とやらで嫁は長崎へ。いいなあ、ちゃんぽん、と妬みつつ、柿ピーを貪りながらソファに転がる。ひとくちに柿ピーといってもいろいろあるけれど、「カメダ」は実にいい仕事をする。ああ、ビールが旨い。

あなたの、そして私の夢が走っています

ここ一ヶ月ほどの間に読んだ小説を振り返ると、無人島における逆ハーレム状態を描いた『東京島』*1もかなりよかったが、読まねばと思いつつも先延ばしになっていた『優駿〈下〉 (新潮文庫)』『優駿〈上〉 (新潮文庫)』がやっぱり凄かった。オラシオン(祈り…

愛すべき教師たち

奥田秀朗の延長戦に入りました (幻冬舎文庫)を読んでいたら、ゲハゲハ笑いながらちょっと思い出した。 教師というのは殴る職業だ、という社会の常識が黄粉のように甘く砕け蟻にたかられ始めてから随分経つ。でも、昔を思い返すと、使わずに放置されていた食…

れーざーびーむ

めでたいことで集まりたいものです。 お別れをして早々に帰路に就く。 車中で緑の人と今後の予定を皮算用してみる。来月の学会で百献、再来月のシムポ前日に「終末のオール」。なんてことは、まるでない。はず。 昇格組ストークシティとエヴァートンの一戦。…

偲んで呷る

叱ってくれる人は貴重であるし、叱られた記憶はどんな楽しい記憶にも代えがたい。 元来根にもつ浅はかな人間であるせいか、褒められたことはすぐに忘れてしまうくせに、叱られたことはいつまでも覚えている。歳をとるにつれ、叱られた記憶が蓄積し、そのうち…

godspeed

人馬一体、と申します。 競馬中継を見ていると、道中、馬がかぶりを振って騎手の命令に背くシーンがままあります。騎手は手綱を緩めたり、締めたりしながら、馬の機嫌を損ねないようになんとか「折り合い」をつけなければならないのですが、下手な騎手はその…

泳いで帰れ

泳いで帰れ (光文社文庫)作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/07/10メディア: 文庫購入: 1人 この商品を含むブログ (14件) を見る ギリシャに行きたいという欲求を全く喚起しない、けれど異文化体験を満喫した気分になる、稀有なアテネオリン…

モルボ

バルサとレアル―スペイン・サッカー物語作者: フィルボール,Phil Ball,近藤隆文出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2002/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (14件) を見る 予習。イベリア半島の人々の情念・因縁・恩讐…

グラップラー石井

石井慧がバキ・マニアであることを証明している。 http://blog.livedoor.jp/joachim_hansen/archives/51130093.html http://blog.livedoor.jp/joachim_hansen/archives/51131767.html 腑に落ちた。

名言・金言

阿佐田哲也の怪しい交遊録 (集英社文庫)より 「エレクトした抜き身に良心はない」(内藤陳) 無芸大食大睡眠 (集英社文庫)より 大きな笑いは、二度目には同じ量の笑いはとれない。三度目にはもっとすくなくなる。ギャグで笑いをとるからだ。するといつも大き…

人生設計

友人と保険の件で電話。電話の後、保険というものは、リスクヘッジや転ばぬ先の杖といった「恐怖」に対する対応というより、大げさかもしれないが人生全体の設計なのだと痛感したり。 あちらのように、梁や筋交いを頑丈に張り巡らせ、大黒柱を軸に堅牢な武家…

読了本

東京島作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/05メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 132回この商品を含むブログ (168件) を見る

雷・家事・親分

インターネット接続の不調と私の怠惰などで、更新が滞った。人畜無害な日常をメモ程度に記しておく。 カップヌードルは諸般の事情で「BIG」にしか触手が伸びないのだが、このたび新発売の「ガーリック塩味カルビ」はなかなかよい。かつての「ジャーマンソー…