偉大な父親

 もろもろ。弁当。
 そういえば先日、ディスカヴァリーチャンネルで今度は「サイvs象」を観た。こちらは意外性に欠けた。サイズが違いすぎて勝負にならない。当然、象の圧勝。象の牙、いわゆる象牙は大変強力な武器。サイの角とはリーチが違う。サイの角は折れても何度でも再生する、というのは豆知識。毛髪と同じ扱いらしい。
 プレミアの話題。今、プレミアでもっとも脚光を浴びている選手は、シュマイケルらしい。といっても、あの伝説の守護神、ピーター・シュマイケルではなく、その息子。ポジションは父親と同じゴールキーパー。所属クラブ、マンチェスター・シティの正ゴールキーパーが故障したため、控えの彼に出番が回ってきた。あまり期待されていなかったものの、開幕から3試合連続無失点。好セーブを連発し、ついにはマンチェスターダービーマンUを破る立役者にまでなってしまった。そんな彼もまだまだ発展途上。特にハイボールの処理はプロのレベルに達しておらず、時折イージーなボールをポロポロこぼす。セービング技術はかなり高いので、あとはキャッチの技術を磨くべし。しかし、あれほど偉大な父親をもって、自分も同じポジションをやろうと思うその精神力たるや見事(長嶋一茂もその意味では凄かった)。偉大な父を持たない私は、ハードルが低くて助かった。いや、その低いハードルすらまだ越えられないのですけど。