反・哲学入門

 もろもろ。カレーうどん+かしわうどん
 ソファで仮眠後、ユーロの予選、ポルトガルvsポーランドを観た。のだが、すぐ夢の中に引き込まれる。得点が入るたびに飛び起き、また寝入るの繰り返し。結局、ダイジェスト観るのと何が違うのか。2−2。ロナウドが一点入れて勝ち越した後、終了間際にポーランドが追いついた、というのは覚えている。でも、根本的に、どうやって入ったのかを覚えていない。ダイジェスト観た方がよかったかも。そのまま朝まで中途半端に寝る。

反・哲学入門

反・哲学入門

 嫁の研究室で発見。編集者の質問に著者が答える問答形式で、哲学についてちょっと知ったかぶりになれる本。あっという間に読める。高校生や大学生におすすめ。タイトルに特に意味はないらしいが、主として正統派の哲学が主体や存在の問題で悶々とするのに対して、こちらは世俗の問題を哲学的に考察するという類のものなので、まあ看板に偽りはないかと。特に、日本人論や戦争(正戦論など)など戦後日本の問題がメイン。反論がいくつかある(たとえば天皇制の問題)が、概ねバランスのとれた記述を心がけている(国民国家の「罪」だけでなく、付け足しっぽいけど「功」についても言及したり)ようなので、良書だと思う。