景色

 自宅前の銀杏が淡いオレンジ色に色づいて美しい。思えば、桜の木は目の前だし、夏になれば草むらが縦横無尽に繁茂するし、冬は冬でこどもたちが雪だるまをせっせとこしらえてくれるので、ここで生活していると、いつもの小さな日々が四季のおっきな循環と共にあることを否応なく意識する。