沖縄を撃つ

　昨晩は近場の公園へ夜桜観賞。７分咲きとはいえ、嫁も私も花より団子派（私は正確にはドライ派）なので、これでも十分楽しめる。とはいえ、外でビールを飲むにはまだちと寒い。うどん屋で体の芯を温めて帰る。

沖縄を撃つ! (集英社新書 415D)

　沖縄のダークサイドを探訪。「頭文字Ｄ」もどきの論調から次第に食と性をめぐる探検にシフトし、廃墟探訪、ホームレス体験でシメる。この人元気だなあ。
　サンゴかなにかが混ぜられているせいで、沖縄の道路はグリップがきかないという都市伝説的な情報は本当か。雨の日は特に注意とのこと。そういわれてみると、そんな気もしてくる。雨中爆走のあの日を思い出し、身震いする。タイヤが本土に比べて倍以上長持ちするらしい。
　あの場所はやっぱり桃色地帯だったのか、というありがたい（？）発見もある一方で、しばらく豚足恐怖に陥ること必至。思いがけずトラウマを植えつけられる一冊でもある。