太く短く

 野心家の長男、保守本流の次男、天真爛漫の三男、と三者三様、三銃士のインタヴュー。武藤は全日の社長、蝶野は新日のトップレスラー、橋本は太く短く・・・ということで、今から振り返ると性格がそのまま履歴に反映されている。橋本がプロレスラーの典型を示していて、深く共感し大いに笑う。
 橋本がカルガリーに武者修行に出かけるときのこと。不意に寂寥感に襲われて機内で泣いている橋本の隣に、「なんで泣いてんだ?」と訊いてくるバッドニュース・アレン(!)*1がいるという強烈な画が印象的。ちなみにこのとき橋本の脳裏を過ぎったバックミュージックは中森明菜「北ウィング」。
 もう「トシちゃんになったかと思うぐらいグルグル」回る水面蹴りを生で見られないのが残念。