忘れていたこと

 読書、論文の構想(絵に描いたもち)を練る。
 忘れていたことをいくつか。かなり前になるけど、将棋のNHK杯準決勝、渡辺明竜王の大逆転は将棋史に残るだろう。諦めないこと、そして守りに入りすぎるとたちまちやられるということ、そしてなによりも将棋の怖さを思い知った。序盤、ただで桂損の局面で、1四歩。あの手は全然思いつかない。いやー、凄いもんみたなー、と。
 それからディープインパクト今季初戦「阪神大賞典」(3000m)、圧勝。いつもどおり、4角で先行集団にとり付いて、あとはほとんど馬なり。この面々では相手にならないか。近年、長距離戦線の空洞化が顕著。種馬になったときのことを考えると、潰しの利く中距離馬が好まれるのは当たり前なので中距離のレースにたくさん出たいというのは分かるのだけど、長距離はレースのなかにドラマがあるので是非強い馬にはもっと参戦して欲しいなあ。しかし、ディープが「天皇賞(春)」(3200m)に出ることで、もっと長距離にも光が当たれば、と願う一方で、ディープが強すぎて結局ろくな馬出てこないんだろうな、という現実的な結論に落ち着く。
 きりがないのでこの辺で。