不器用ですから

 読書、その他。晩は、嫁が飲みに出たので「うまかっちゃん」でささっと済ませる。
 早いものでもう8月が終わっていく。と同時に、休学延長を考慮し始めた。やっぱり、環境が変わると難しいものです。私はとりわけ不器用な人間なので、生活に慣れるだけでも結構大変。さすがに、もうここら辺でけりをつけたいので、これ以上の延長はありえないにしても、さすがにあと3ヶ月では強力な神が降りてこないと難しい。努力はしてみますが。
 スーパーカップバルセロナvsセヴィージャ。リアルタイムでやっていたときは画面に背を向けてバックミュージックとして流していたので、試合を見るのは初めて。こうやればバルサを倒せる、というお手本のような試合。前の3人(ロナウジーニョエトー、メッシ)にボールとスペースを渡すととんでもないことになるので、とにかくボールの出所を断つ。つまり、デコとシャビを潰す。ほとんど全員守備でスペースを与えない。時間帯によってはバルサが攻勢に出る局面もあったが、ほとんど前の3人に振り向かせることなく、確実に潰していた。前線からの執拗なプレスを支えているのは、驚異的な運動量。集中力も途切れなかった。セヴィージャの攻めはシンプルなカウンター。速くて小技の上手い選手が前線にいるので少人数でも実に効果的。なんだかんだで3点も取ってしまって、3−0という予想外の結果に。バルサは相手を舐めていたわけではないのだろうけど、いまいち連動性に欠ける印象。新戦力を試す余裕もない。ロナウジーニョエトーも振り向けなければ普通の選手。唯一メッシだけが振り向いて好機を演出していたが、それも前半まで。中盤を潰されると案外バルサも弱いかも。全体的に下がり気味で最終ラインで3人の攻撃を受け止めてからのカウンター攻撃は、危険が大きい(昨季のチェルシーとか)。3人にボールを渡さない努力をした上でのショートカウンターバルサのようなチームには一番有効かと。それにはもの凄い集中力と運動量が要求されるので、並みのチームにはできないだろうけど。オシムもこんなサッカーを目指しているのだろうか。