態度が悪くてスンマセン

 友人宅で起床。朝飯まで頂いてしまう。お世話になりました。
 事務仕事、中間発表、打ち上げ。
 後輩の論文をさくっと読んで感想を。それから指導教官とお話。お前の毒気をおとなしい後輩に分けろ、と厳命される。毒気塗れの人間もどうかと思うんですが。用事を済ませ、しばし先輩と歓談。論文を数部コピーし、中間発表を途中から。頑張ってくだされ。
 日が落ちて、中間発表の打ち上げ(別働隊)に合流。例によってconglomerateな飲み会。中国哲学や倫理の多忙な連中の姿も。本当に起こった怖い話を野球のアレゴリーで語るS君の自虐トークで火がつき、三々五々身の上話を繰り広げる。3時間ほどで散会。
 有志一同が再結集し、カラオケへ。ここからが酷かった。S君が無人の野を進むが如く、ダンス系で攻めてくる。なにやら昭和の香りがする歌が続いたかと思えば、Avex系のオンパレード。目を閉じなくても浜崎あゆみが見える私はやっぱり酔っていたのでしょう。しこたま飲んで唄って、体育会系のハッスル状態が正味6時間ほど続く。「山が燃える」というのは、こういう極限状況を指すのでしょう。後輩の女の子に送っていただき(何かおかしい気がする)、友人宅で泥のように眠る。コーディネーターのS君、お疲れ様でした。

 例によって内田節全開。友人宅の本棚に目ざとく発見。寝る前にと思って読み始めたのに、最後まで読んでしまう。どこかで聞いた話も…、というのはまあご愛嬌。歴史主義が歴史の終わりの地点から語るという件だけ、妙に鮮明に残った。素晴らしいです。