バトルとはならず

 昨晩は焼肉。本来はこちらがおごらなきゃならないのに、ごちそうになってしまう。教育と研究の両立の難しさって私のようなペーペーには分からないけど、大変なのだろうと想像する。今後さらに忙しくなるだろうけど、なんとかかんとか頑張りましょう。先輩宅で「度胸星」を読みながら就寝。宇宙飛行士の話なのに、主人公が・・・。お世話になりました。
 早起き、朝食、学会。昼食のタイミングがいまいち分からなかったので、飯抜きで。全く緊張はない。フロアを見渡す余裕も。発表中トイレに行きたくなるも、膀胱を心の中で一喝し、切り抜ける(待ち時間が長いのだもの)。批判を浴びるつもり満々で行ったが、存外みなさん大人。歴史学者のみなさんの腹の中は煮えくり返っていること思うのだが、腹の中のものを吐き出そうとはしない。納得はしないけど、言っていることはわかる、というようなコメントが返答後に並ぶ。まだ専門外の方には難しすぎたか。もっと争点を絞った方がよかったか。それとも、前提の話ではなく、もっと具体的なトピックを扱えばよかったか。文学畑以外の人に伝えるには、もう少し大雑把な話のほうがいいのかも。そんな反省。
 懇親会ではまず短時間でひたすら食い、若手の歴史学の方とお話。意外と歴史学って保守的な方が多いのだなあ、と。ヘイドン・ホワイトあたりが起こした大きなゆれが今度はバックラッシュ的なゆれへと転化している模様。歴史と文学って近いようで遠い、とかいう話を鯛の造りや寿司をほおばりながらだらだら。その他大勢の方とお話。
 帰宅。