掘って掘ってまた掘って

 昼まで爆睡。昼過ぎから芸を磨きに久しぶりのカラオケへ。若干の買い物後、ファミレスで夕飯。そのまま読書。やはり、I先生の指摘は的確だった。補助線としてのフーコーの考古学。フーコーの考古学を念頭に置いて読むと、出てくる出てくる歴史批判。さらに細かく読めそう。うーん、こりゃフーコーとの同時代性も考慮しなければならんようだ。まだまだ青いですな。フーコーの『知の考古学』も再読して、と。
 ディープインパクトジャパンカップを快勝。少頭数、かつ海外からの招待馬がたったの2頭とやや寂しい顔ぶれ。相手はウィジャボードではないかと思っていたところ、3着。2着に今年の3歳三冠路線で健闘したドリームパスポート。2番人気ハーツクライは4角で馬群に消え、10着。ノド鳴りの兆候があると聞くが、やはり。
 スローペースをディープは淡々と最後方から。ウィジャボードを見る形。4角手前から徐々に進出、ウィジャボードに外から被せ、内に閉じ込める。ややウィジャボードは行き場を失くし、仕掛けが遅れた。あとは大外一気。内からドリームも良く伸びたが、2着まで。最内にうまく突っ込んだ岩田の好判断だったが、ディープに力負け。武豊はかなり慎重に乗った印象。折り合いに気を使い、大外を回って、馬の気分を損ねないように慎重に乗る。負けた競馬の内容を見ると、併せ馬の形では勝負弱い面があるのかもしれない。だとしても、上がり3F33.5は殆どスプリント戦のような時計。この豪脚がこの距離で使えるのは大きな強み。横綱相撲でした。