宛名書き
オリンピック目指してみようかな→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061129-00000851-reu-spo
図書館で宛名書き。筆ペンで宛名書きをすると、その後の集中力が2割ほど上がることに気付く。本がすらすら読める。とうとう50頁ほどタバコを一本も吸わずに読んでしまう(その後喫煙コーナーでチェーン・スモーキング)。これは、毎日出す宛てのない手紙の宛名を書き続けるべきなのではないかと。うん、日々のルーティンにしてしまえ。というと、なんだか文学的で高尚な響きすら感じるのであるが、実のところ、その光景たるやマヌケそのもの。ミミズが張ったような字をチラシの裏に何度も書き綴り、かろうじて宛先に届くであろうと判断するや、封筒に向かい、右手をぷるぷる震わせながら心頭滅却、図書館に漂う埃交じりの空気と一体となる。筆ペン持って何ぷるぷるやってんだ、と(おそらく)訝りながら、私とはおよそ一世代遅れでわが世の春を謳歌している学生が次々と通り過ぎていく。ああ無情。今のうちに筆ペンの鍛錬を積んでおくがよい、若人よ。
The Voice of the Past: Oral History (Opus Books)
- 作者: Paul Richard Thompson
- 出版社/メーカー: Oxford University Press
- 発売日: 2000/05/25
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