あいたた

 もろもろ。
 夕方から「チョイ悪」先生の研究室にお呼ばれ。日も高いのに新潟のお酒を「お神酒」と称していただく。タバコ、葉巻、パイプ談義に花が咲き、ちょっとは社会学のお話も・・・。あ、先生って学者だったんですね。相変わらずチョイ悪いなあ。
 嫁さんはボスと飲み。あたしゃ、おうちをモノポライズ。ひとり祝杯を挙げる。
 就寝後しばらくしてうめき声に目が覚める。嫁がトイレの前で横たわっている。きましたか。胃腸が弱い嫁。時折、腹痛に苛まれるという。生まれつき丈夫だけが取り柄の私には理解できないのだが、寄せては返す波に服従のポーズをとり、機を捉えてはトイレに駆け込む、という往還運動を繰り返していると、悪夢のような輪廻転生から解き放たれ、涅槃の境地に至るという。私にできることといったら、せいぜいワカマツと水を運ぶことぐらい。しばらくして回復。お大事に。