イモ洗い状態

 朝食後、父方の祖父宅へ。祖母の遺影に手を合わせる。大往生だったそうでなにより。初盆には周辺の親族関係がこの家に大挙集合するらしい。その数70名。演歌歌手か、はたまたジャニーズか、昼夜2部構成で執り行われるという。はあ、大変だ。こちらの祖父さんは大丈夫だろう。なんせ脳梗塞後、半年で左手の麻痺を地力で直し、車を今でも運転しているというのだから。昼食、ひとしきり飲んで、母方の祖父宅へ。祖母が亡くなって一年弱ではあるが、客人のおもてなしはこなれたもの。祖父自らビールを運んでくる。が、2日前から冷凍庫に放っておいたというその液体は、見事までに固形化している。別のビールを頂く。祖父が80年超の人生で初めて作ったというなます(鯵入り)をつまみに、ビール、そして焼酎へと移行。チヌの魚拓をバックに焼酎を飲む祖父の元気な姿を目にすると、あと20年ぐらいは生きそうな気がしてきた。目指せ、百歳。泥酔して帰宅。親父の肩を揉んで、焼きそばを2人前食って、就寝。