金沢行
2泊3日で金沢その他。
嫁、LEEのTシャツがインしてたあのころの旧友と久闊を叙する。そして、私、大いに食らう。カワハギ、白子、のどぐろ、あじ、うに、香箱ガニなどなど。
市場でカニが箱単位で売られているのを見て嫁にお伺いを立てるも、そこにはロシア産冷凍タラバガニのような凍りついた無表情がはりついていたのでおとなしく干物を少々。
お線香をあげに能登へ向かったり、お宅訪問をしたり、と予定が立て込んでいたので観光らしいことはなにもせず。西田幾多郎記念哲学館とか西田幾多郎読んだことないけど安藤忠雄設計なんだそりゃ超行きたい次回に期待。
お茶をサーブしている店員さんにリアクション逆水平チョップをヒットさせた嫁の蛮行を茶飯事へと分類するならば、トラブルらしいトラブルは何もなく、平穏無事に予定を消化。「以前よりも症状が悪化している」とは旧友談。右が危ない左が危ない前が危ない後ろが危ない上が危ない下が危ない、と呪文のように唱えて聞かせる。
2日目、氷雨のち雪に降られ、金沢らしい風景だ、と懐かしがっている嫁たちをよそに、コートを忘れた私はうらめしく震えるのだった。
写真は、車窓より能登の日本海。