誰か前田日明の真似をしてくれ

よゐ子の濱口がエイと戦っていた。うまそうに食っていたが、結構臭いという話もある。大丈夫なのだろうか。それにしても、今秋の番組改変期の特番は結構当たりが多い。「ガキの使い」では、浜田が山崎やココリコ、相方を、教育委員会もPTAも眼中になしの前のめり感で死ぬほど殴り倒していた(トイレの花子さんは意表を突かれた)。くりーむしちゅーの深夜番組(タイトルは忘れた)では、長州力の過去の試合を小力など(素人も含む)がひたすら再現し(対戦相手はいない)、自称長州力マニア(勝俣とか)がひたすら応援するというgroundbreakingな企画が行われていた。「藤波、俺はおまえの噛ませ犬じゃない」を始め、名台詞も漏れなく再現。来週に続くらしい(続くか?)。それにしても、よくよくダバディでかいな(「すぽると」にて)。


クレオール主義 (ちくま学芸文庫)

クレオール主義 (ちくま学芸文庫)

アメリカ黄昏の帝国 (岩波新書 新赤版 (363))

アメリカ黄昏の帝国 (岩波新書 新赤版 (363))

寝る前に『クレオール主義』の増補版と『アメリカ:黄昏の帝国』をぱらぱら。『クレオール主義』のハリケーンのところで、カトリーナのことを思い出す。そういえば、ニューオーリンズばかりがニュースになったが、カリブ海地域に被害はなかったのか。今読み返すと意外に真に迫るものがある。『アメリカ』の方は、寝る前に読む本じゃないな、とも思ったが、数字がよく出てくるのでよく眠れた。主に政経的な話が続くが、Commentaryの「アメリカの80年代」特集号の話は面白かった。右と左が論戦なんて、意外とCommentaryもまともなことをするんだな。90年代初頭のアメリカの財政危機が今の日本と重なるのも面白い。ラッファー曲線(税率と景気の相関関係を示す図)を信じるなら、減税という手もあるんだろうが、今の日本の非効率加減を見ていると、まあ増税は避けられないだろう。ただパパ・ブッシュのようにサプライ側優遇の逆進税を導入するのか、反対に消費側優遇の累進税を導入するのか、どっちだろう。流れ的には逆進税の方向か。どっかに三食昼寝つきのすてきな国はないものか。