ヘヴィメタの文体って?

 読書、だらだら。『翻訳教室』、面白い。(特に好きなわけではないが)村上春樹が教室にやってくるとか、まずありえないよなー、とため息。ジャズのリズムが文体にも反映されているらしい。ならば、自分の場合ヘヴィメタルか。道理で年輩の先生方に全くウケないわけだ(それ以外の人にウケているかどうかも甚だ疑問だが)。翻訳が大好き、というあたり、柴田先生と波長が合うのだろう。しかし、面白い授業だ。もっとも、学生の質が高くなければ、本になるようなこともなかったのだろうけど。学生の意見を柔軟に取り入れて、自分の意見を曲げたりもする柴田先生の懐の深さに感服。