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 今日も雨。いい加減嫌になってくる。読書、その他。
 カープ、巨人に3タテを食らう。しょうがない。今年の巨人はまるで別物。このまま優勝してしまうのでは。にしてもカープ、去年までとは正反対に投手陣は頑張っているのに、まるで打てない。今年は鯉のぼりの季節すらやってこないかもしれない。桑田、600日ぶりの勝利。思えばまだ巨人ファンだった藤田政権時、斉藤、槙原と並んで3本柱を形成していたのがこの桑田。あのときの投手陣は凄かった。懐かしい。
 
 

新装版 二十歳の火影 (講談社文庫)

新装版 二十歳の火影 (講談社文庫)

最高級のエッセー集。尋常じゃないぐらい切れてます。あちらこちらにいいように振り回された挙句、向こうの思い通りに泣き笑いしている自分にはっとする。凄いです、この人の文章力。現実と虚構の薄い皮膜を扱う文学。しかし、その皮膜に血が通ってなければならない、と宮本はいう。まだ血を通わせることができていない、とか、自分は下手なエッセー書きだ、とか謙遜しておられるが、とんでもない。だくだくと血の奔流が渦巻いております。宮本輝は、やはり当代一流のもの書きです。
 
面白そうな本リスト:
 人間の条件や普遍的価値を追求した第二次大戦後のリベラルな知識人たちの著作の中に、ホロコーストの影があることを指摘。

 

Money Pitcher: Chief Bender And the Tragedy of Indian Assimilation (Keystone Books)

Money Pitcher: Chief Bender And the Tragedy of Indian Assimilation (Keystone Books)

ネイティヴ・アメリカンの野球選手、Albert Benderの伝記。

 

ジャン・ボードリヤール (シリーズ 現代思想ガイドブック)

ジャン・ボードリヤール (シリーズ 現代思想ガイドブック)

ロラン・バルト (シリーズ 現代思想ガイドブック)

ロラン・バルト (シリーズ 現代思想ガイドブック)

順調に出てます。