太陽がいっぱい

 早朝ランニング。随分、体が軽くなる。スピードも上がってきたような気が。早寝・早起きと併せて、このまま習慣に。
 それにしても、「アイフル」を批判するより、まずCM流していた自分たちを批判するのが先なような気が。それに「アイフル」だけじゃなくて、他の消費者金融も似たり寄ったりなんだから、その辺も含めてやった方がいいのでは。にしても京都パープルサンガ、大丈夫だろか。
 皐月賞メイショウサムソンが勝ったことより、いぶし銀、石橋守のG1初制覇が注目を集めている模様。上手く流れに乗って、好位で二枚腰。馬場も若干味方した感じ。人気どころは、流れに乗り損ねたか。いずれにしてもダービーではフサイチジャンクアドマイヤムーンの方が人気しそう。
 昨日は、『太陽がいっぱい』を観た。アラン・ドロンがいいです。話の流れ的には、精神分析がはまりそうな内容。鏡を見つめて、お金も女も持っている放蕩息子フィリップになりきるトムが、フィリップを殺して彼になりきろうとする、という話の流れとか、最後のオチだとか(殺したあと死体を流すところで最後のオチはミエミエだったけど)。しかし、一見したところで男の影響力を逃れられないマルジュのあの扱いは、フェミニストからえらい叩かれたのではないでしょうか。でも、トムだって「トム」でいる限り何もできないのだから、彼もまた不在の中心としてのフィリップに振り回される存在なのでしょう。マルジュがトムに最後なびいたのも、フィリップの反影が見てとれたからでしょうし。それにしても、盲目のおじいさんから杖を買い取るシーン(恋は盲目)、何か関係があるとおもっていたのだけど、最後までよくわからずじまい。ジラールの欲望の三角形の変種と考えていいものか。トムとマルジュの関係は、フィリップに対する愛情を迂回している・・・。うーん、よくわからん。
 今日は読書、その他。

 
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