「愛国」問答

 GW終了。といっても、ある意味毎日がGWなのだけども。多分、読書その他。
 
 

本棚にあったのでなんとなく読んでみたが、途中で放棄。そもそもコンセプトがよくわからん。ただのオタク談義な感じで「ねえねえ、あれ知ってる」「それくらい知ってるよ」というやり取りの連続。議論にならないし、そもそもどこに行くのかすら分からない。多分適当にセッティングして、打ち合わせもちゃんとしないまま適当に対談してしまった成れの果。福田和也のあとがきがなんとなく編集者に対する皮肉に聞こえるのは、粗製濫造的な本書に対してあきれ果てた私の空耳かもしれない。いや、そういうものだと割り切って読めば結構楽しめますよ、多分。