ぐだぐだな雑録

 読書、ブログ書き、と告白しなければならないほどブログを書く。なんか日記を書くことを日記に書くなんて倒錯しているような気がするが。いかんいかん。
 そういえば、「ウルルン」シチリア料理が出てきたせいで、思わず触発され、先日300グラムも(他にも二品ほどあったにもかかわらず)パスタをゆでてしまった。結構食べるの大変だった。それにしてもエビは下準備めんどくさいな。
 5月10日の毎日新聞夕刊の一面(多分地域によって違うのだろうが)にて、軽自動車限定免許で未だに74年購入のキャロルを乗り続けている87歳のおばあちゃん@島原の話が載っていた。軽限定の免許がかつてあって、それがいまでも通用している(現在3万752人いるらしい)というのもびっくりしたが、すさまじくレトロなキャロルを87歳のおばあちゃんが運転してて、なおかつ走行距離がたったの6万8300キロというのにも度肝を抜かれた。朝刊よりも夕刊の方がはるかに面白いのでいつも楽しみにしているが、これは群を抜いていたのでちょっと紹介。「どっちが先に逝くか分からんですけど、一生乗り続けますよ」というおばあちゃんの当意即妙な受け答えも相当ファンキー。
 NHK総合で毎日夜10時からやっている「プラネットアース」を連日観ている。かなり感度のよろしいカメラで撮られているようで、映像がとってもきれい。いろんな生物、いろんな地形、いろんなトリビア(例えば地球上の淡水は全ての水の0.01%しかないとか)が盛り込まれているが、何よりも撮影スタッフの苦労話が秀逸。洞窟の映像をうまく撮るために100メートル積もったコウモリの糞と何百万匹のゴキブリに塗れながら奮闘した話やたった5分の砂嵐を撮るために何週間も炎天下のサハラ砂漠に滞在した挙句、砂嵐の後にやってきたスコールに機材をやられてしまった話だとか。時折差し挟まれる案内人・緒方拳のくだらないジョークはご愛嬌。
 なんでも、鬼太郎が実写化されるそうで。鬼太郎がなぜにウェンツなのかわからず苦笑いを浮かべてしまうのに、ネズミ男大泉洋というのが妙に納得なのは何故?先行する実写版a Black Leafより)にしっかり敬意を払いつつも、今度こそ一反木綿をリアルにしてほしい。ま、どうせCG使わないと無理だろうけど。
 
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