ナガリ書店は潰れた模様

 スカパー申し込み、バス会社まで忘れ物を取りに行く。意外と遠く(往復で約一時間半)、車中で読書。かつて住んでいたあたりや大学の近辺を通るも、すっかり様変わり。知っている居酒屋もほとんど潰れ、なんだかお洒落な店に変わっていたりする。自分の住んでいたマンション近くにあった怪しげなラーメン屋も潰れていた。あそこの中国人夫婦が作る「薬膳ラーメン」は、食ったことがないような可笑しな辛さだった。でもなんとなく病み付きになってしまったり。その近くのラーメン屋はまだ残っていた。あそこの「スタミナラーメン」は、一度食べると二日は人と会えないぐらい口が臭くなる。いったいどれだけニンニクが入っていたのだろう。んな感じで思い出に浸った一時間半でした。
 晩はペンネアラビアータと餃子の予定、ってかなり組み合わせ的にはおかしい気がするが、なんとなく。

 
 最近買った新書・文庫の類:
 『生と権力の哲学』はフーコーの啓蒙的入門書。生=政治に焦点を当てて。途中まで読んだが、構成もしっかりしていて素晴らしい。サッカー本は嫁を啓蒙するために(帯が「さあ、ワールドカップだ!」なんて)。そしてイタリア関係が明らかに増えてきたのは気のせいだろうか。『地球の歩き方・イタリア』も買ったような。そういえば書店では、レイモンド・カーヴァーの翻訳本がたくさん文庫サイズになっていたのが目に付いた。村上春樹人気か。程度の低い本ばっかりでえろおすんません。 

生と権力の哲学 (ちくま新書)

生と権力の哲学 (ちくま新書)

素顔のフィレンツェ案内 (白水uブックス)

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アメリカの20世紀〈下〉1945年~2000年 (中公新書)

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イタリア的 ―「南」の魅力 (講談社選書メチエ)

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南イタリアへ! (講談社現代新書)

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