テポドン?いえいえ、そんなことはありません
読書、その他。奴隷制史を巡る論争を整理。一次資料のPrefaceやacknowledgment、Introductionは、誰に向けて書いているのか、何のために書いているのか、を明確に語っているので、丹念に。争点が浮き彫りになっている箇所は特に大事。そして、その争点の向こう側を徴候的に読解。書き流す。
書くのに飽きたら、ファミレスで読書。そろそろ店員さんが「おタバコは吸われますか?」と聞いてこなくなる。買い物。イカとイワシを、ナスのミートソースと羊飼いのパイを嫁が作ったときに残ったひき肉と和えたパスタ。好評。パスタは簡単で、しかもウケがいいから効率がいいなあ。
夕飯を食べていると、外で爆発音が。随分続く。なんだろう、と外を見るがよく分からない。爆発音がするたびに家が若干揺れる。一時間ぐらい続く。多分、花火だと結論付ける。しかし、ベランダに出ても見えない。方向が逆なのだろう。かなり近いところで打ち上げているのにもかかわらず見えない花火。そんなもの、ただの騒音です。
American Crucible: Race and Nation in the Twentieth Century
- 作者: Gary Gerstle
- 出版社/メーカー: Princeton Univ Pr
- 発売日: 2002/08/05
- メディア: ペーパーバック
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この本の特徴としては、①市民ナショナリズムの強調、②ナショナリズムと戦争の関わり、の2点が挙げられる。前者は人種一元論に対する批判であり、後者は穿った見方をすれば、9・11以降の世界情勢を多分に考慮した批判的視点であるのかもしれない。②に関しては、特にベトナム戦争がナショナリズムあるいはナショナリズム批判に与えた影響力の大きさが強調されている。非常に分かりやすく書かれているので、斜め読みでも頭に入ってきます。良書。