テストドライバー降格

 読書、その他。いまいち筆が進まず。夕飯はお手軽にパスタで。エビと鰯をたまねぎと一緒に炒め、ホールトマトを投入。味付けは塩コショウとオリーブオイルのみ。いいダシが出る。前回のようにドミグラスソースを使うのもなかなかいいが、シンプルなのもまたよし。
 21歳以下日本代表の試合を見る。2−0。対戦相手の中国は、2年後に北京オリンピックを控えているので、モチベーションは高い。将来を見越して若手を積極的に登用し、このオリンピック代表の中から4,5人ほどフル代表にも招集されているという。キーパーは17歳。クラウチ並みの細さ(190センチぐらいの身長で体重60キロ!)が気になる。全般的に中国のフィジカルの強さが目立った試合。とにかく前線から強い当たりで日本の中盤を完封し、縦に速い攻撃を繰り返していく。結果的に日本よりフィニッシュの精度がなかったため、ゲームを落とすことになったが、内容的には中国の完勝。日本は苔口のワントップという布陣だったためか、なかなかボールが落ち着かない。せっかく奪ってもすぐに奪い返され、また攻められるという繰り返し。急造3バックと右サイドのWB中村北斗の健闘が光った。梶山や本田などは高い位置でボールをキープできたときは、なかなかいい仕事をしていたが、中盤でボールを簡単に失う場面が多く、まだまだ信頼できない。おそらくこのワントップの布陣は、平山システムなのだろうと思うので、また平山が入れば展開も違うのだろう。このゲーム最大の見所は後半40分あたりに訪れる。中国の選手が負傷。タンカが呼ばれ、苦しげに悶える中国の選手をタンカに収容。この時点で中国は2点負けていた。時間はない。当然選手だけでなく、スタッフもあせっていたのだろう。タンカを担ぐスタッフはありえないくらいの猛ダッシュ。そしてクラッーシュ。前を行くスタッフの手が離れ、タンカ上の選手はフィールドに投げ出される。想定外の不意打ちを喰らった選手は再び悶える。このスタッフにイエローカード、は今回は出なかったが、恐らく次回はF1の井出有治のように「テストドライバー」に降格されるに違いない。安全運転でお願いします。