日本神話にア〜ンパ〜ンチ!

 雑用で駆け回る。マグロのステーキ。血あいがたっぷりで、スタミナつきそう。弁当は砂ずりと豆もやしの炒め物。
近所にうに丼やいくら丼のテイクアウトをやっているお店を発見。食べてみたいが、この時期にそんなものをテイクアウトして大丈夫なのか。熟慮。
 
 

日本神話とアンパンマン (集英社新書)

日本神話とアンパンマン (集英社新書)

 タイトルに惹かれて、ろくに中身をみないまま購入。『アンパンマン』の世界を構造分析して、それをもとに『日本書紀』や『古事記』に描かれている神話の世界を紐解き、日本の神話の面白さを一般庶民に啓蒙しよう、という趣旨の新書。しかし、こちらとしては神話に興味を持ったというより、アンパンマンの方に興味が行ってしまう。ドキンちゃんとバイキンまんはヒメヒコ制なのだそうだ。そうかも。
 最初の方で天皇の現人神としての存在を下支えする日本神話の負の側面を議論から除外する旨丁寧に述べられている。神話のテクストとしての面白さをニュークリ的に追究するとのこと。それはそれでこの場合は支持しなければ(空気を読んで)。でも、どうしても神話を利用して、『アンパンマン』の面白さを伝えられているように感じるのです。「ホラーマン」とか魅力たっぷりだなあ(「ねずみおとこ」とお友達とのこと)。お子さんがいらっしゃるご家庭は、子供さんと一緒に『アンパンマン』を見るだけじゃなくて、読んでみてもいいかもしれません。著者もそういう都合で『アンパンマン』に嵌ったようですし。神話や民話の構造分析の入門書としてもいいかもしれません。


 http://www22.tok2.com/home/kameda0802/
 亀田vsランダエタ戦のまとめサイトガッツ石松ってかなりの常識人だなあ、と(「ヒット・アンド・アウェイ」のことを「ヒット・アンド・ウェイト」と言っていたけど。待っちゃだめでしょ)。12Rの韓国人のジャッジがなぜか亀田に付けているとか、本当に良く見ています。それに引き換えやくみつるの頭の悪いことといったら。要は彼らのパフォーマンスや人間性がいいとか悪いとかじゃなくて、その演出の仕方(TBS)が問題なんじゃないでしょうかね(まああの親父さんはかなりキテル方だとは思いますが、いろいろあってああなったんでしょう)。他の試合を流さないで二束三文の親子愛の感動物語を延々流したり、亀田しかボクサーはいないような挙国一致体制を演出したり。いずれにしても、ランダエタとの再戦を拒否した時点で、このブームも終わってしまうような気がします。5キロの減量がきついとか言っている時点でかなり怪しいですね。私も5キロは確かにきついですが(ご飯がたいへんおいしいもので)、ガッツは19キロ落としたとかいっていたし、逃げる理由にはならないと思うんですが。あの苦戦は、減量が理由なのではなく、初めて強い相手とやった、というところにあるんじゃないでしょうか。ともあれ、「感動をありがとう」みたいな安っぽいドラマはもういいです。もっと起伏のあるドラマが見たいですなあ。

[追記]
「あれ全部買収です」by談志→http://www.youtube.com/watch?v=vUc4LuU2kOY&mode=related&search=boxing%20fight%20knockout%20KO%20%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%20%E6%A0%BC%E9%97%98%E6%8A%80