speedos

 読書、その他。コンビニ弁当の毒素のせいか(多分違う)体がだるい。体だけではなく頭もだるい。タフマン一気飲みしようかとも考えたが、すんでのことで踏みとどまり、カフェイン増量コーヒーで間に合わせる。効いてくるのは大分遅く、日付が変わってから。話が違う。
 水着のことをスラングでspeedosというらしい。元来は商標だったのだが、どうやら「ウォークマン」みたいな経緯で普通名詞化したようだ。喩えが古すぎるか。「ググる」の方がナウいか、やっぱり。
 いつの間にかプロ野球が佳境を迎えている。セリーグは中日が独走。阪神が9ゲーム差で追う、というか引き摺られている感じ。以下は言うに及ばず。残り試合も中日の方が7試合多く残しているだけに、実質的にはもっと凄い大差ということに。で、ブラウンが無駄に大暴れして、選手の活躍が一向に見えてこない赤ヘル軍団はというと、いつのまにやらAクラスを射程圏内に捉えている。プレーオフ制だったら盛り上がるのだが、残念ながら今年はまだ施行されていないので、目下の関心は個人タイトルのはず。もっとも、ホームラン王と最多勝投手がいても、低空飛行を毎年続けるチームなので、ほとんどニュース価値はゼロ。相変わらず、ブラウンの大暴れだけが耳に入ってくる。大殺界入りしたまま浮上の気配なしのどこかのチームよりは、まあマシな気も。パリーグはほぼ決まりな感じ。目下の関心はAクラス内の順位争い。ロッテは終戦。昨年のアジアシリーズの後、春キャンプの時期に選手をごっそりWBCに持っていかれ、なおかつイ・スンヨプ、小坂、セラフィニを引き抜かれたロッテ。黒木のささやかながらも嬉しい復活はプラス材料といえど、いかにも苦しい感じ。しょうがない。
 で、お約束どおり、甲子園のヒーローをプロの舞台で商業利用しよう(?)と数チームが「ハンカチ王子」獲得に動いているらしい。甲子園のドラマはトーナメント方式だから生まれるのであって、年間百数十試合をこなすプロの世界でそうそう持続するものではない。あの松坂ですら1年ぐらいしか「松坂特需」を演出できなかった。「ハンカチ王子」も凄いは凄いのだろうが、即プロで通用するかどうかは「?」。ああ、球団のグッズに「ハンカチ」を入れるという手があったか、なるほど。でもそれができるのはチームカラーが青のチームのみ。となると、西武・中日あたりがこの場合有力か。オリックスも「ブルーウェイヴ」を残しておけばよかったのに。
 とかなんとか言っているそばで、密かにバスケのWCが粛々と進行。日本はあっさり予選敗退。「スラムダンク」の多大なる貢献があったはずなのに、バスケの浸透度はかなり寂しい限り。バスケはルールが複雑すぎて、敷居が高いのかなあ。予選敗退は大きく扱われていたが、それ以外は・・・。スカパーで例のごとく全試合放送しているというのに。さすがに私もたまにしか見ていませんけど。