スコールズ、凄いぞ

 朝一でBIGを買いに走るも、売り場を収容するビル自体がなくなっている。おまけに大雨が降って来て身も心もずぶぬれ。たまらずネットカフェに逃げ込み、ひとり作戦会議。それほど遠くはない場所に売り場をもう一箇所発見。しばらくのんびりした後、目的を果たす。誰も並んでない。都会だけの現象なのか、BIG行列は。それから、久しぶりに某牛丼チェーン店で昼食。本屋で少々物色して、帰宅。弁当。寝る前にFAカップ決勝。
 先日の銃乱射立てこもり事件で知ったのだが、警察にはSAT以外にSITというのもあるらしい。やはりSATの原型=現(在)形がSITなのか、どうなのか。
 FAカップは、チェルシーが制覇。カーリングカップと合わせて、国内カップ戦2冠を達成。終始ペースを握るチェルシーのゲーム運びのうまさを思うと、まだマンUに本物の力はないような気がした。それでも、ルーニーの50メートル級ドリブル突破やいつも以上に冴えを見せたスコールズの展開力(原因不明の視野狭窄に悩まされ、現在も完治していないらしいが、そんな話はとても信じられない驚異の視野の広さ)など、いくつか見せ場を作るあたり、今後が楽しみ。今季はロナウドが大きく飛躍したシーズンとして記憶されるだろうが、まだまだ課題は山積。無駄・無理・ムラをなくせば、世界一のクラックになれる素材だけに、これ以上を目指してほしい。しかし、チーム全体のことを考えるなら、キャリックスコールズの後継者として目処が立ったことが一番の収穫か。もっとも、スコールズがいないときは輝くキャリックも、スコールズと競演すると途端に影が薄くなる。まだまだ存在感不足。
 チェルシーは、怪我人続きでやり繰りに苦労したシーズンだったが、ドログバが一本立ちし、カルーが新たなドリブラーとして台頭し、ミケルがマケレレの後継者としての地歩を固めたという意味では有意義なシーズンだったに違いない。故障上がりで息切れしたロッベン、まだまだ本調子とはいえないJ・コールなどなど、もともと持っている手駒は恐ろしく豊富なので、あとはDF陣を整備しなおせば来季は本命だろう。シェフチェンコバラックの去就にも注目。個人的には、2トップのサッカーを基本線にして成熟を図るなら残せばいいと思うが、そうすると世界屈指のウィング陣が全く活きない。3トップと併用する形で人材の活用を図るのか。監督の腕の見せ所。