2005-01-01から1年間の記事一覧

スピヴァクを読む その1

北川和美が北朝鮮より帰国。この人、オウム真理教に入信したり、週刊誌でヌードになったりと何かとお騒がせな人らしい。今回の帰国会見でも、芸能プロダクションがバックにいたようで、今後何らかのアクションを起こす可能性も。まあ、北朝鮮に行きたい、な…

婚姻届と本の整理

今冬、初みかんを食べる。タバコも吸うし、最近空気が乾燥して肌の調子も悪い。ビタミンCのパワーでどうにかしてほしい。まあ、体調もよくはないのだろうが。K先輩のブログを読むと自分はまだましだと思う。カイテキZを飲むようになったら、ちょっとあぶ…

サイードのまとめ

エドワード・サイード (シリーズ現代思想ガイドブック)作者: ビルアシュクロフト,パルアルワリア,Bill Ashcroft,Pal Ahluwalia,大橋洋一出版社/メーカー: 青土社発売日: 2005/10/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (16件) を見る 青土社…

言葉の乱れ

黒人詩人の詩集、Cathy Davidsonの『Revolution and the Word』、Judith Butlerの『Precarious Life』が届く。Butlerは相当覚悟して読まないといけないので先送り。当面、博論の一次資料となる前者2つをやっつける。他にも山のようにやっつけなければならな…

ポストコロニアリズム

秋の天皇賞。ほぼ一世紀ぶりに(明治天皇以来)競馬を天皇が観戦した。結果はヘブンリーロマンスというノーマークの牝馬が突き抜け、2着を現役最強馬ゼンノロブロイが死守した。牝馬の天皇賞優勝は、エアグルーヴ以来8年ぶり。しかし、これは予想外のスロー…

新歴史主義考その3

さて、新歴史主義についてつまらない考察を続けてきたが、今度は新歴史主義の根幹に関わるフーコーの権力論について考えてみたい。 『性の歴史』等でのフーコーの主張は、大まかにいって権力(power)は上からくるのではなく(絶対王政モデルのように)、水…

新歴史主義考 その2

千葉ロッテが優勝した。リーグ戦2位のチームが二年連続優勝したことについて制度の欠陥を訝る向きもあるが、31年ぶりの優勝の価値をなんら貶めるものではない。ルールはルールである。ボビー・バレンタインは強力なリーダーだし、チームの中に「俺のプライド…

新歴史主義考

韓国の7歳の少年が大学生になったという。この手の話は世界各国で聞かれるが、後に大科学者になったという話は聞かない。大学に入学するまでの勉強とそれ以降の勉強は別物ということか。だいたい酒も飲めないのに大学行って、何が楽しいのかわからない。この…

無敗の三冠馬誕生!

ついにこの日が来た。無敗の三冠馬誕生の瞬間である。NHK、フジともどもスクランブル態勢。日刊の岩田久美は相変わらず美人だ。ディープインパクト、単勝1.1倍。3連単45番人気までディープ一着の組み合わせ。京都競馬場に14万人近い観衆が押し寄せる(菊…

テクスチュアリティとセクシュアリティ

(見えない)欲望へ向けて―クィア批評との対話作者: 村山敏勝出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2005/07メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 50回この商品を含むブログ (28件) を見る著者のブログはいつも拝読させていただいているが、その博識と精力的な対話…

ディープインパクト考

「(見えない)欲望へ向けて」読了。煮物を例のごとく大量に作る。今回は結構うまくできた。2日はもつだろう。そろそろ何か違うものを作ろうか。それにしても「あやや」をみると前健を思い出してしょうがない。逆も可。マエケンは英語ぺらぺららしい。どこで…

ラカンはやっぱりワラカン

Fさんと飯を食う。長居してしまい申し訳ない。出たら出たでいろんな苦労があるもの。なかなか出れない苦労もあるけれど。この世界、大変だ。『偶発性』は放置。気合がないと読めん。『メタファー』からはヒントをもらう。各章の指針を練り直す。どうあがい…

ベルクソンをちら見

『メタファーはなぜ殺される』、『文化と精読』、『偶発性・ヘゲモニー・普遍性』併読。リテラシーの言説。沼第3章。 「リンカーン」なる番組を見た。かなりの芸人つぶしの番組だ。追い込まれて強いやつとだめなヤツの差が歴然としている。キャイーン天野は…

靖国問題

おでんを作る。しかし、みりんと間違えて酢を投入し、取り返すのに苦労する。結局、料理酒としょうゆでごまかしたが、若干変な味が残る。例によって大量に作ったので、しばらくはこの味に慣れないといけない。 私は行っていないが、先週末に日本アメリカ文学…

サヴァイヴァル力

秋華賞は、エアメサイアが完勝。ラインクラフトは4角で早めにいってしまったのが響いた。エアメサイヤは届きそうにない位置から差し切った。母エアデジャヴーが届かなかったG1をもぎとった。とはいえ、1800メートルを超えると牡馬の層は厚いので、主戦場は両…

三段論法の陥穽

ビン・ラディン死亡説が流れている。パキスタンの地震に巻き込まれたという。この人すでに何回も殺されている。でも何回殺されても、噂話のなかで生き返ってテロリズムという姿の見えない敵の象徴的存在になる。生きているのか死んでいるのかは、実は関係な…

宇多田ヒカルとコミュニケーション

カープの野村が引退。「野球は楽しいだろ」とスタンドの子供たちに語りかける姿に涙。山本浩二と抱き合う姿に涙。順調に現役を全うしたわけではない苦労人の哀愁みたいなものを感じた。スタンドは超満員。見るべきものがあれば、まだ野球は十分集客力がある…

とっちゃんぼうや

昼前に起床。村上ファンドのトップと阪神電鉄のトップが会談するという。大した進展はないだろうに、随分な騒ぎようだ。「とっちゃんぼうや」みたいなおっさん追っかけまわして何が面白いのか。「2時ワク」でそのまんま東がやたらと大阪を持ち上げているの…

計画的に生活をするぞ

半月一万円生活がようやく終了した。よゐこの濱口のようにもやしを育てたり、エイと戦ったりするサヴァイヴァル生活とまではいかなかったが、終盤は結構しんどかった。とはいえ、今回改めて気づかされたのは自炊の威力である。煮物をまとめて作ったり、おで…

誰か前田日明の真似をしてくれ

よゐ子の濱口がエイと戦っていた。うまそうに食っていたが、結構臭いという話もある。大丈夫なのだろうか。それにしても、今秋の番組改変期の特番は結構当たりが多い。「ガキの使い」では、浜田が山崎やココリコ、相方を、教育委員会もPTAも眼中になしの前の…

読了

やかんにチョークか。中学の頃、カレーにチョークの粉を入れられて、気づかずおいしく食べた先生が次の日休んだ、っていう思い出があるけど。あの先生大丈夫だったんだろうか。最近、テロの恐怖とかのせいで、ちょっとしたいたずらがやたらと大きく報道され…

長々と

なんだか釈然としない天気。ドラフト会議があった。片山を取れなかった広島。河内がこんな調子の現状で、左腕が取れなかったのは痛い。広島の先発陣はほとんど右腕。どうなることやら。辻内・平田の大阪桐蔭コンビは、それぞれ巨人、中日へ。辻内はコントロ…

香港馬は強い!

久しぶりに雨が降りそうな空模様。おかげで少々蒸し暑い。 先日、修士論文の中間発表会が行われた。自分もかつて通った道だし、なんだか懐かしい気分になった。それぞれの完成度はまだまだ低いし、どういう結論になるかまだ見えないけれど、まだ残り三ヶ月。…

ド・レ・ミ・ファ・ソル

朝7時半起床。スペインの「ド・レ・ミ・ファ・ソ」は「ド・レ・ミ・ファ・ソル(太陽)」だという。演歌が生まれるわけがない。 阪神が優勝する。完璧な中継ぎ・抑え陣と局面に応じて何でもできる柔軟な打線の勝利だろう。どっかの在京球団の窮屈さとは対照…

戦争責任

8時ごろ起床。昨日、ダウンタウン浜田のクイズ番組で、ムッシュかまやつが「こんばんは、井上順です」といっていたのを思い出す。最近エアガンで撃たれる事件が多発しているが、そういえば私も「真っ赤なアフロ」時代に一度信号待ちの間、太ももを撃たれた事…

杉村クンとちびくろさんぼ

朝6時起床。昨日から自炊を始める。張り切って煮物を作る。日頃、食べている弁当がいかにまずいか思い知る。しかし、思わず2日分ぐらい作ってしまい、しばらく煮物。 杉村太蔵議員が大人気らしい。あの「料亭に早く行きたい」だの「BMを買うのが夢だった」な…

アイルランドいいなー

朝8時起床。珍しく朝飯を食べる。「いいとも」(MEGUMIが恥骨を骨折したらしい)までだらだらした後、ようやく重い腰を上げる。博論に向かうもすぐに腰砕け。買ったまま放置していたWalter Benn Michaels のThe Shape of the Signifier を読み始める。30ペ…

ディープインパクトと『戦争と万博』

まずは神戸新聞杯を検証。 パドックの気配:ディープややテンション高め。しかし、いつものことなので心配なし。馬体重増減なし。見た目にも普通以上の仕上がり。ストーミーカフェ、アドマイヤジャパン細め、テンション高い。キララ(池添に乗り替わり)、非…

ディープインパクト始動

ついに明日、ナリタブライアン以来の三冠馬を目指すディープインパクトが秋初戦「神戸新聞杯」を迎える。アグネスタキオンのラジオたんぱ杯、あるいはクロフネの武蔵野Sのような衝撃をもたらした若駒S以来、順調に成長し、ダービーでは後続に絶望的な5馬身…

なんとなくやってみる―弱気な決意表明

最近のブログブームに乗るわけでもないが、若干の暇つぶしと自分の日常を顧みるべくなんとなく書いてみる。いつまで続くか、果たして何かまともなものが書けるのか、はなはだ疑問だが、少なくとも何もしないで日々が過ぎていくよりはましだ、と自分に口実を…